お歳暮のマナー
親しき仲にも礼儀あり、とはよく言ったもので、
お歳暮を贈る際にも最低限気をつけなければならないことがあります。
親族や親しい仲間であればそこまで気にする必要はないのかも知れませんが、
職場の重要な取引先や敬うべき人物へのお歳暮ともなると
しっかりマナーを守って感謝の気持ちを表すことが必要になってきます。
ここではお歳暮を贈る際のマナーをご紹介したいと思います。
事前に先方に知らせておく
お歳暮を贈る旨を事前に相手に伝えておくのが良いでしょう。
保存のきくものであれば支障ない場合もありますが、生ものを贈ろうと考えているのなら、先に送り状を送付しておくべきです。
相手の会社に冷凍・冷蔵庫がなかった場合大変なことになります。
また、個人間のお歳暮に関しても、相手の家族に年末ローストビーフを購入する予定があったらこちらのお歳暮と内容が被ってしまいます。
そうなると大量のローストビーフを消費しきれずにダメにしてしまうかもしれません。
事前に送り状を送ってあれば、取引先は社内で傷まないうちにローストビーフを食べる準備をしておけますし、
家庭でもローストビーフを買い控えることが可能です。
また、お礼状の支度も進めておけるので余裕を持ってお歳暮を待つことができます。
上司に贈ってはいけないもの
お歳暮として贈るものに、基本的に指定や制限はありませんが、
気をつけなければならない品物もあります。
まず、上司や目上の人、取引先等の公的な相手に対し商品券や金券を贈るのは控えた方が良いです。
金額がはっきりと分かってしまうのと、品物を選ぶという心遣いが見せられないためです。
以前はこの風潮が大変顕著に見られましたが、最近は「使い勝手も良いのだし商品券でも良いじゃないか」と
あまり気にしない人も増えていますから絶対NGというわけではありません。
次に、靴です。
これは相手が誰であろうと関係なく止めておきましょう。
靴=履物=「踏みつける」という意味になってしまうので注意してください。
と言ってもお歳暮に靴を贈る事例は聞いたことが無いですからまず起こらない失敗ではありますが…(笑)
さらに、筆記用具や時計類も目上の方やビジネスの場においてはタブーです。
これらの品物には「勤勉奨励」という上からの物言いが含まれるからです。
こうして見てみると食品が一番無難かもしれませんね。
特に自分では買わないようなお高めの食材や特産品などは受け取った時の喜びが格別です。